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こんにちわ、てっちゃんです。
寒い日が続いていますが、ちちばすは相変わらず地道な活動を続けています。 さて、先週のことになってしまいますが、熊野川町のNPO共育学舎(http://kyouiku-gakusya.itrobo.net/)の三枝さんが東京に来られておりました。 今回も本当に多くのことを学ばせていただいたのでありますが、僕がいろいろ説明するよりも三枝がHP上で書いていた文章をそのままコピペしちゃいます。 みなさん、どんな印象もたれるでしょうか。 こんな感じで、ちちばすが地域にいくだけでなく、時々地域のヒトにも東京の現状を見てもらうことって大切な気がします。 ================================ 12.08 経済戦争 3日から7日まで久しぶりに東京へ行ってきた。 雨に煙る東京を飛行機の窓から眺めた時、人工物の中に林立するビルが黒ずんで見え、まるで墓標のように感じ た。戦争で廃墟になった東京が60数年たって墓場のような感じになって見える。 日本人は何を考え願い何処に行こうとしているのだろうか。今日は開戦の日で もある。今日も大きなビルをこれでもかこれでもかと建て続けている。この経済戦争の残骸を何時誰が始末するのだろうか。その時に始末できるだけの力が残っ ているだろうか。 田舎では山が荒れ、農地が放棄され、川が涸れているように、やがて都市では放棄されたビルが増え続けることになるのだろうか。その前兆が シャッター商店街であり、高齢化が進んでいる団地や、かつて新興住宅地といわれた場所だろうか、、、、、。都市で食糧と水が涸れる日が来るだろうか。 多く の文化都市が滅びたように、東京という都市も経済戦争に敗れた遺跡と呼ばれる日が来るのだろうか、、、、、。 今回東京で公立と私立大学の授業を受ける機会があった。両校ともビジネスの最先端で活躍している現役の社会人が講師だった。 一人はベンチャー企業の40 代の社長。もう一人は40代の女性で外資系企業の社員教育と人事の担当者。2人ともカタカナ言葉が多かった。学生に聞いても解らない言葉が多かったと言っ ていた。 話の内容で共通して感じたことは、物事を自分の都合の良いようにだけ見て、解釈し、正当化し、良いとこ取りをし、その結果については責任を取らな い。非常に狭く浅い思考に埋没していて、そのことに気が付いていない。 競争原理で動いているビジネス界で生きていくには、こういう考えしか出来ないし、そ うでなければ勤まらないだろうなと納得した。以前逮捕されたホリエモンなどもこんな感じなのかななど想像してみたりした。 自分の中の一部の欲望だけに振り 回されている。こんな話を成功例として聞かされ信じ込まされて社会に出た学生に、早期退職者やニートが増えるのは当然のことだと思った。他の大学の学生に も会って話を聞いたが、同じような傾向にあるようだ。大人が若者の生きる道を狭く窮屈に追い込んでいる。ニートや引きこもりの問題を若者個人や家族の問題 にすり替えていては問題の解決にはならないだろう。といっても誰が責任を取るわけでもない。ひとり一人が自己責任で自分を守り育てることしか出来ない。 ど んな激流の中でも上流を目指すことは出来る。どんな逆風でも前進することは出来る。 現実の状況を見極める智恵を身につければ良いことである。自分も欲望と いう、経済戦争の戦場に飲み込まれないように、細心の注意をはらって生きようと改めて思った。出来ることならば、悩み迷える若者をサポートをしたいもので ある。 経済戦争に志願して兵隊になることは無い。勲章を欲しがることも無い。経済戦争に背を向ける若者を応援したいものである。 戦時下では大学で軍人が軍 事教練をしたが、現在は企業戦士が教鞭をとっている。いやな予感がする。そんなことを帰りの飛行機の中で考えていた。 PR |
プロフィール
HN:
ちちばす
年齢:
18
性別:
女性
誕生日:
2006/03/01
職業:
運送業
趣味:
街や人を笑顔にすること
自己紹介:
僕、『ちち☆ばす』っていいます。
地域発地球行です。 全国の面白い街をまわって、 まちおこす若者を増やしてます。 みんなを乗せて地域から地球までつっぱしっちゃうよ!
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