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お久しぶりです、ご無沙汰しておりますちちばすのはるちゃんです。

ちちばすが正式に運行を終えてから更新に時間が空いてしまいました、その間にブログを見に来てくれていた方、ちちばす元気かな~って見守ってくれていた方ご心配をおかけしました。

ちちばす最終地海士での様子がブログではお伝えできていなかったと思うのでどんなことをしてきたか、ざくっと書きたいと思います。

海士では役場の福祉課の方達に協力していただき、おじいちゃんおばあちゃんの様々な技を聞き出し映像などに残すという作業をしました。今後どんどん後継者などが減っていく中で、色んな想いがたくさん詰まった伝統的な力が忘れさられていってしまうのは寂しいという地元役場の方の想いから始まった企画でした。

藁細工、伝統郷土料理、農業、どれをとっても話を聞かせてくれたのは本当に元気なおじいちゃん、おばあちゃんばかり。体力、知力、色んな面でぴちぴちのはずの大学生が敗北していました笑


そして海士ではちちばすのメンバーだけでなく慶應義塾大学、井上先生のゼミ「いのけん」のみんなの一緒でした。なんと総勢30名以上、もうそれはすごい盛り上がりでした。

「いのけん」の研究テーマがソーシャルイノベーション、社会をいかに自分達が作り上げ、変革していくか。これってまさにちちばすが抱えてるミッションと同じなんです。
そんな「いのけん」は僕が何年も前から本当にステキな人が集まってるなぁと想い注目していた存在だったのでここでちちばす&「いのけん」のコラボが実現してほんとに嬉しかった。

さらに、ひかるさんも同じ時期に海士に来てくださりまたまた中学生に対して出前授業をみんなでやりました。ひかるさんが夏にアメリカに行って仕入れてきたという面白要素いっぱいのワークショップとなりました。

そしてその後は海士の高校生に対して出前授業、というよりは進路相談会みたいな感じかな^^
ちちばすでずーっと回りながらいろんな中学校で授業などをさせてもらってるうちになんとなく中学校の雰囲気というのに慣れてた僕は高校にびっくり。すっごいみんな大人になっちまってて
なんだかちょっと恐怖心すら最初は感じちゃったのだけれど、話してるとやっぱり心ん中に持ってる色とかその純朴さは変わらんさね。いやぁほんといい時間だった。


そして海士での日程の最後の方には隣の西ノ島にみんなで行って絶景を味わったなぁ。
まるでスイスみたいな景色が日本海の孤島にひろがってんだよね。
がんがん山登って、汗だくになって駆け下りてきて、海に飛び込んで、スイスイ泳いで入っていったあの海の中の洞窟。ありゃあ宇宙人いたな。


とまぁ海士のプログラムはざっくりとそんな感じでした。


ほんとに受け入れてくださった皆様はじめ、関係各位の皆様ありがとうございました。



そしてちちばすは海士でのプログラムの終了を持って第2回のすべてのプログラムを終了しました。




けれど


けれど



僕ん中では第2回ちちばすはまだこの時点では終わってなかったのでした。


実はちちばすでお世話になった島根県匹見町の中学生達が、9月21日に修学旅行で東京に来るという予定があったのです。そしてその引率の役目を頂いた僕ら。

島根県であった中学生がたちが、東京に来ていて新宿でまた彼らに会うというのはすごく不思議なまるで魔法にでもかけられたような感覚に襲われたなぁ^^

でも久しぶりにみたその顔が本当に元気そうで、それだけで涙が出そうになった、人と人のつながりってそういうもんだよなぁきっと。



んでなぜか島根県の中学生を引き連れて僕らは秋葉原と新宿を回った。

「他では絶対にできない修学旅行」というテーマを元に

リアルな東京を体感しようということで、萌えカルチャーの発信地秋葉原と、様々な人が混生する町新宿を回ることになったのでした。


新宿では主にホームレスの方達についてみんなで考えた。
ホームレスって本当にいるの?という中学生達の淡い考えを裏切るように新宿の道端に大勢いるホームレスの方達。

けれど彼らが何か特別な人というわけでないし、家がないからといって差別するわけでもない。
中には「ビッグイシュー」という雑誌を自分達で売り収益を正規に稼ぎ社会復帰するために頑張っている人もいるんだ。

そんなことをみんなで話しながら、実際にホームレスの方にも話を聞いたりしてほんとに濃密の時間を過ごすことができたと思う。


最初オファーを受けたときはどんな修学旅行になっちゃんだろうと思ったけれどやっぱりリスクばっかり恐れていたら何もできない、それはちちばすも同じ。



リスクは背負うべき立場の人が笑顔で背負って
どんどんやっちまうしかないんだ。

リスクなんてみんなで恐れてたらそれこそ一歩も踏み出せなくなる。



ちちばすの旅は本当に感動の連続だった。
こんな旅がたかだか学生の僕らでも作りだせることって
ほんとに奇跡だよなぁと思いながら毎日実は過ごしてた。

40日間ぶっ続けで乗ったこのちちばす。
苦労して作り上げたスタッフみんなの汗の味がすごい
しみ込んでて、何が何でも成し遂げたかった。



本当にみんな頑張ってくれた。
スタッフもそうだけれども、乗ってくれた人もちちばすの趣旨を理解して
本当に協力してくれたと思う。

そしてもちろん受け入れてくれた地域の方もありえないほど協力していただき、きっと信じられないぐらい迷惑をかけてしまったかな。




第2回が終わった今、次の形は全く決まっていない。

これから今回のちちばすの運行を通じて関わった人たちが自分達の頭ん中でいろんなことを考えて、もやもやして、悩んだりしながら答えを出して行くんだと思う。
地域活性化問題の正しい答えなんてないし、地域発地球行のちちばすにも正しい答えはない。

うん、正しい答えなんてない。
けれどその時その時に、何かを感じた人たちがいてそいつらが爆発力を持って動き出したとしたらそれは一つの答えなんだと思う。そんな時、僕からしたらそれが正しいか正しくないかなんて、てんで
どうでもいいじゃないかって思うんだ。


ちちばすはまだまだできたばっかり。

ここでならなんでもできるよなぁって思う。



今後が本当に楽しみだなぁ



今こうしている間にも、ちちばすが終わって帰ってきてからも
どんどん個人レベルで地域と地域が繋がってゆく。


この前も匹見の中学生が来るっていうことで京都から女の子が新幹線でかけつけてくれた。
スタッフもどんどんまた地域に飛んでは目をキラキラさせながら新しいことに挑戦し続けてる。




ちちばすが終わっちまう10日ぐらい前から心ん中で次はどんなオモロイコトやらかそうかなってワクワクが止まらんかった。
こんなわけ分からんメンバーでこんだけのプロジェクトを達成することができた。

これからもきっと僕はこの快感の味が忘れられずに色んなプロジェクトを仕掛けて行きたいと思う。色んな人に出会って色んな人と熱い涙をこぼし合うんかなって思ったらなんて自分の人生は幸せに作り上げていけるんだって思わず驚いた。



このメンバーで、このタイミングで、このリズムで
作り上げたちちばすって奴はきっと一生生きてる。
僕らはきっとこれからみんな自分の思う道を歩き始める。
もしかしたらそれはバラバラかもしんない。

けれど

このメンバーで
このタイミングで
このリズムで

作り上げたちちばすっていう生命体はずっとずっと生き続ける。
俺らの孫の孫の孫の孫の孫の代まででもきっと生きてる。



やっぱり何かを創るっていう作業はステキだぁ

日本はきっと一つずつ変えていける、確信した。


ありがとう、ちちばす。




ちちばす代表 岡崎晴彦
第2回ちちばすを終えて。
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コメント
ありがとう
ほんとうにはるちゃんお疲れ様でした。

最後の文読んで不覚にも泣いちゃった。

つくるって本当に素敵なこと。
こんなにまっさらな状況で何かを作ったことは初めてだった。

最高の初体験でした。

これから何をつくっていけるんだろうね。
自分にわくわくしちゃうよ。

ちちばすに関わってくれた一人一人のみんなにありがとう。

【2007/10/01 17:36】 NAME[hannah] WEBLINK[] EDIT[]
お疲れさま
はるちゃんお疲れ様!
土曜はありがとう。

実はちちばすは出来てから1年たってなくって
てことはみんなと出会ってまだ1年たってないって気づいたら
本当に驚きだったよ。

生まれたときから一緒にいるみたいに
みんな気持ちが通じ合うんだ。
初めて出会ったときから
心の底から笑いあえるんだ。

そんな最高のちちばすメンバーに出会えて
人生変わったよ。

本当にありがとう。

第二回、おつかれさまでした。
これからも一生よろしくね♪
【2007/10/01 23:00】 NAME[むらむら] WEBLINK[] EDIT[]
参加のできなかった俺だけど
ブログを通して、参加者の気持ちを読むと、色々と考えるきっかけになる。

俺は、繋がっている地域が都内の2箇所しかないけど(笑)
ちちばすに出会ってからの地域との関わり方を考え始めた。

来月も、大好きな商店街のお祭りの企画・運営に
携わる。

むらむらのコメントを見て、思い出した!
ちょうど、1年位前に、あおさんに出会ったこと。
まだ、それから、1年しか経っていないこと。

俺にとって、変化の1年だった。
変化の理由は、ちちばすだった!!

ちちばすを抜けてからの半年。

メンバーに負けないようにと色々なことをして、
色々なことを考えてみた。

また、顔を出すようにします。
【2007/10/02 18:46】 NAME[まつも] WEBLINK[] EDIT[]
無題
はるちゃん、松ちゃんをはじめ、ちちばすに参加した学生の皆さん、大変お疲れ様でした。特に玉野に来てくれた皆さんは連日猛暑の中でハードなスケジュールをこなしたにも関わらず、わが町に大きなパワーを与えてくれてありがとう。君達が熱い思いを残してくれたせいか、こちらは先日まで暑~い日が続いていましたが、ようやく秋らしくなってきたところです。でも、僕達や地元学生の地域に対する熱い思いが冷めることはありません。玉野にとり今回はあくまでも始まり!次回のちちばす到着を楽しみにしています!皆さん、本当にありがとう!
【2007/10/02 22:19】 NAME[ナカちゃん] WEBLINK[] EDIT[]


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プロフィール
HN:
ちちばす
年齢:
18
性別:
女性
誕生日:
2006/03/01
職業:
運送業
趣味:
街や人を笑顔にすること
自己紹介:
僕、『ちち☆ばす』っていいます。
地域発地球行です。

全国の面白い街をまわって、
まちおこす若者を増やしてます。

みんなを乗せて地域から地球までつっぱしっちゃうよ!


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